top of page
tea_edited.jpg

天雅養生ニ胡学院は、中国古代の音薬療法を根底に、AI時代にこそ求められるEQ(心の力)を高めながら、ウェルビーイング(真の幸福感)向上を叶える場所です。

AI時代にこそ求められる
「心の力」EQと二胡養生の可能性

世界精神保健連盟(World Federation for Mental Health:WFMH) は、1992年より、メンタルヘルス問題への理解と関心を高めることを目的に、毎年10月10日を「世界メンタルヘルスデー(World Mental Health Day)」 と定めています。

 

この日は、一人ひとりが自分と他者の心を見つめ直す日でもあります。

 

・メンタルヘルス(心の健康)への理解を深めること

・精神疾患やこころの問題に対する偏見や差別をなくすこと

・心の健康の大切さについて正しい知識と支援を広めること


を目的として、世界保健機関(WHO) もこの取り組みに賛同し、現在では 国際的に認められた国際デー(国際記念日) として世界各地で啓発活動やイベントが行われています。

 

AIやテクノロジーが急速に進化する現代社会では、現代社会の最も深刻な公衆衛生上の懸念のひとつとしてメンタルヘルスにおける課題の増加が問題視されています。

 

こころの病気は増えていく一方で、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるとも言われています。​国際的に見ても日本における自殺死亡率は、男女ともに主要国の中でも高い水準にあります。

特にG8諸国(日本・ロシア・アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア)ではロシアに次ぐ第2位となっています。(世界保険機関資料より内閣府作成参照)

自殺の原因・動機をみると、最も多いのが 健康問題(特に精神疾患)です。

うつ病、統合失調症、不安障害、アルコール依存などは、自殺リスクを高める代表的な「心の病」。

厚労省やWHOの報告でも、自殺者の多くが何らかの精神疾患を抱えていることが示されています。

 

特に若年層では、不安障害やうつ病、摂食障害が急増し、自殺が15~29歳の死因の首位を占めるという現実があります。

 

ヨーロッパや米国でも、若者の約20%が適切な支援を受けられないまま苦しんでいると報告されており、医療や支援体制のひっ迫は国際的な共通課題となっています。

こうした背景には、単一の原因ではなく、幼少期からのトラウマ的経験、経済的不安、社会的格差、医療アクセスの不均等といった複合的要因が存在します。


特に思春期は「精神的ウェルビーイングの土台」が形成される時期であり、この時期にEQ(心の知能指数)を健やかに育めるかどうかが、人生全体の幸福度を大きく左右します。

なぜなら、AIはデータ分析や論理的思考には優れていても、人間の感情を理解し、共感し、癒すことはできないからです。

 

はEQとは一言でいうと、感情を理解し、うまく活用する能力のこと。

ビジネスだけでなく、人間関係やメンタルヘルス、そして豊かな人生を築くうえでも欠かせない力です。

実際、2020年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の報告書では、2025年に必要なスキルのトップ15の中にEQが11位にランクインしました。

 

多くの企業が社員教育やメンタルヘルス対策としてEQを取り入れ始めており、日本でも1500社以上がEQ開発プログラムを導入しているといわれています。

しかし、EQは特別な人だけが持っているわけではありません。後天的に育てることができる能力です。

 

そしてそのトレーニングの一つとして、私たちが提供する養生ニ胡講座が、大きな役割を果たすと信じています。

今や音楽には癒しの効果があることは誰もが知っています。

しかし、音楽を単に弾いたり聞いたりするだけでは、音楽療法としての持続可能な癒しは得られません。

そこで、天雅養生ニ胡学院では「EQを育む場」として、心・脳・魂・体に働きかける中医音楽療法的アプローチを加えることで、さらに養生としてもニ胡の新しい可能性の扉を開きます。

五行に基づく音の響きを体感し、自らの感情を表現、心と体を調律していくプロセスそのものが、これからの若者や大人にとってのセルフケアとなり得るのです。

二胡を『聴く』だけから『弾く』へ。

IMG_5938.jpg

メンタルヘルスにおける課題の増加について

資料 「我が国における年間自殺者数の推移」(警察庁『自殺の概要資料』及び内閣府・警察庁『平成24年中における自殺の状況』より内閣府が作成)によれば、我が国における自殺者数は、平成10年(1998年)以降、14年連続で年間3万人を超え「自殺大国」とも呼ばれるほど深刻な状態が続いていました。しかし、平成24年は15年ぶりに3万人を下回り、令和6年には ピーク時(約3万5千人)の約6割水準にまで低下しました。それでも依然として深刻な社会課題であると指摘され、憂慮すべき状況にあることには変わりありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇図表1-1「年齢階級別自殺者数の前年比較」(厚生労働省/警察庁、令和7年3月28日公表)によれば、年齢別の自殺の状況をみると、 50~59歳代・40~49歳代と続いて多く、特に「働き盛り」である40~60代男性が全体の約4割 を占めることが一貫して報告されています。

​​​​​​​これは、「1970年~1984年生まれ」現在 40歳代前半~50歳代半ばにあたる世代『 就職氷河期世代』とも重なります。

​​​

就職氷河期世代とは、1993年から2005年の就職難に新卒期を迎えた1970年~1984年生まれの世代を指します。バブル崩壊後の景気低迷・企業の新卒一括採用の抑制に直面し「非正規雇用・不安定就労」を余儀なくされたことから、キャリア形成が難しく、経済的困難・将来不安が高い層が多いです。

 

厚生省や内閣府の分析でも、この世代は「未婚率が高く、孤立しやすい」という傾向があります。

氷河期世代は「歴史的に不遇な時代背景を背負い、今も社会的弱者化しやすい世代」であり、政府も「就職氷河期世代支援プログラム」(2019年開始)を打ち出し、就労・生活・社会参加の支援策を実施中ですが、それでも「生活困窮・孤立・心の健康問題」が複合的に影響し、自殺リスク要因となっています。

 

​さらに、​〇図表1-2「職業別自殺者数の前年比較」(厚生労働省/警察庁、令和7年3月28日公表)によると、学生・生徒数の「うち、小中高生」の総数が前年度数に比べ増加していることが見て取れます。(+16人、前年比増加、1980年以降最多)

​​

全体の自殺者は減少傾向にあるものの、学生・生徒等の自殺者数はむしろ増加しています。

 

特に1980年以降で最多という結果は、若年層のメンタルヘルス・学校問題(いじめ・不登校・進路不安など)の深刻さを示しています。

​​

減少傾向ではあるが、依然として命に関わる重大な社会課題である点には変わりありません。

文部科学省の「令和6年の児童生徒の自殺者数(暫定値)の公表を踏まえた児童生徒の自殺予防に係る取組の強化について(通知)」でも、児童・生徒の自殺者が過去最多という事実は、特に若年層・教育現場での対応強化を要するシグナルと警告を鳴らしています。

 

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1414737_00014.htm?utm_source=chatgpt.com

 

 

 

​​

 

 

近年、子どもから大人までスマホをはじめとするデジタル機器を長時間利用する傾向が強まっています。

こうしたデジタル機器の過剰な使用は、脳の中でも特に「前頭前野(ぜんとうぜんや)」に強い影響を及ぼすことが明らかになっています。

 

前頭前野は「脳の司令塔」と呼ばれ、人間が社会生活を送るうえで欠かせない重要な機能を担っています。

● 前頭前野の主な役割

  • 思考・判断・記憶の統合

  • 感情のコントロール

  • 計画や目標設定、実行力

  • 他者への共感や社会的理解

  • など

​​

そのことから、スマホ依存により脳が常に情報の洪水にさらされると、前頭前野の情報処理能力が低下してしまいます。
その結果、次のような変化が起こることが指摘されています。

● 前頭前野の機能低下による影響

  • 思考力・判断力の低下:物事を論理的に整理できず、短絡的な判断を下しやすくなる。

  • 感情制御の不安定化:怒りや不安、焦りなどの衝動的な感情を抑えにくくなる。

  • 集中力・記憶力の低下:複数の刺激に注意が分散し、一つのことに集中できなくなる。

  • 共感力の鈍化:他者の気持ちを感じ取る力が弱まり、人間関係が希薄になる。

​​

●思春期におけるスマホ依存の危険性

さらに、こうした前頭前野の低下は、特に思春期の子どもや若者に深刻な影響を与えます。

思春期の子どもが依存しやすい背景には、脳の発達段階が関係しています。


脳の「司令塔」とも呼ばれる前頭前野は、注意力や判断力、衝動を抑える力を司りますが、感覚・視野・運動に関わる他の脳の部位よりも発達が遅く、完全に成熟するのは20代半ば以降です。

 

そのため中高生の段階ではまだ発達途上であり、日々の経験や生活習慣によって発達が大きく左右されます。自分の行動を長期的に見通し、制御する力がまだ十分ではありません。

そのため、前頭前野が発達途上にある思春期は、「感情を抑える力」よりも「刺激を求める欲求(報酬系)」が優位になりやすい時期です。

スマホやSNSによる強い快楽刺激を繰り返し受けることで、報酬系ばかりが活性化し、前頭前野の成長が抑制される恐れがあるのです。

●前頭前野は「使えば育つ」

前頭前野は「使えば育つ、使わなければ衰える」という特性を持っています。スマホに頼りすぎる生活を続けると、前頭前野が十分に使われずに機能が低下し結果として、「自分でコントロールできない」「やめたいのにやめられない」という依存症的な行動パターンが形成されてしまうのです。

その結果、考える力や学習能力の低下だけでなく、対人関係の悪化や自己肯定感の低下など、心の健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

スマホ依存は、単なる生活習慣の問題ではなく、脳の発達と心の健康に関わる重大な課題です。
現代社会を生きる私たち一人ひとりが、デジタルとの付き合い方を見直し、「前頭前野を育てる生活」を意識することが、心身の健やかな成長につながります。

 

​​

〇図表1-3「自殺の原因・動機(大分類)の前年比較」(厚生労働省/警察庁、令和7年3月28日公表)によれば、「健康」「経済生活」「家庭」の問題が原因・動機が上位を占めていることが理解できます。

 

 

​これらは単なる出来事ではなく、人間の根源的な欲求が満たされていないこと、そして幼少期に形成された人生脚本(無意識の生き方のパターン)とも深く関係しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

​アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した「欲求の5段階説」では、
人間の成長と幸福は、下位の欲求が満たされることで上位の欲求が芽生えると説明されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代では、親自身が幼少期に愛情や安心感を十分に得られなかったまま大人になり、そのまま「子どもが子どもを育てる」ような世代間連鎖が起こっています。

生理的・安全の欲求が十分に満たされていないまま成長すると、心の奥で「愛されることへの不安」や「生きることへの恐れ」が残り、その結果、上位の社会的・承認・自己実現の欲求が育ちにくくなります。

この「欲求の未充足」が、人間関係のトラブル・経済不安・健康の乱れなど、さまざまな形で表面化し、最終的には孤立や絶望感へとつながることがあります。

 

アメリカのブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド(Julianne Holt-Lunstad)教授らによる大規模メタ分析(148件の研究・約30万人を対象)によると、社会的つながりが強い人は、そうでない人に比べて生存率が50%高い という結果が示されました。

この研究は、2010年に医学誌《PLOS Medicine》に発表され、社会的孤立や孤独が健康に及ぼす影響は、喫煙(1日15本)や肥満、運動不足と同程度のリスクをもたらすと報告しています。

●社会的つながりと生存率の関係の主なポイント

  • 強い社会的つながりは、ストレス耐性を高め、免疫機能を改善する。

  • 孤立や孤独は、うつ病・不安障害・心疾患などのリスクを高める。

  • 人間は「つながりの中で癒される」社会的存在であり、心理的な支えが生命力に直結する。

 

IMG_3796CD7738F8-1.jpeg
IMG_2326644C5795-1.jpeg
IMG_5939.jpg

子供のネット依存とメンタルヘルスの関係

メンタルヘルス課題の背景にある人生脚本

IMG_5932.jpg
青と緑 オーガニック手描き 自己実現理論 教育用ポスター(縦).png.png
スクリーンショット 2025-10-21 9.48.56.png
スクリーンショット 2025-10-21 10.22.58.png

これからの音楽療法とQOLと天雅養生二胡学院が

経済不況などの影響で自殺者数が急増し、「心の病」が最も多い年齢層について、

 

bottom of page